皆様こんにちは!
和心のAyaでございます。
先週の金曜日からゴールデンウィークになっているみたいですが、
いかがお過ごしですか?
とりあえず前半の三日間はお天気が崩れることもなく、過ごしやすい
気温でよかったですね!
さて、前回は季節ごとに使っていく着物の種類をお話ししましたが、
今回は続けて色合わせについて(*бωб)。
一番思い浮かべやすいのは平安時代の十二単かなと思います。
襟や袖口など、いろんな色が重なっていますよね。
かさね色目とも言います。
昔ながらの着物の色の組み合わせ方、という認識で間違いないかなと(° ꈊ °)✧キラーン
とはいっても(調べれば分かるかもですが)、びっっくりするほど種類が多いんです……。
全部書くときっと文献みたいになります(*・〜・*)
ひと口に色合わせ、かさね色目といっても表裏の組み合わせ(合わせ色目)、重ね着の組み合わせ(襲色目)、織り糸の組み合わせ(織り色目)と三種類。
その中でも参考になりそうな、表裏の組み合わせ「合わせ色目」を少しだけご紹介(*`・ω・)ゞ
こちらも着物と同じく、季節によって違いがあります。
春夏秋冬の合わせ方と、四季通年で使えるもの。
春の合わせ方なら、表地は薄色、裏を濃蘇芳で羊躑躅(もちつつじ)。
表を浅紅で裏を黄にすると、花山吹(はなやなぶき)などなど。
こんな感じで、色の合わせ方によって名前が決まっていきます。
ちなみに薄色や浅紅といった色は日本の伝統色です(p*・ω・)p
こういうの覚えるのは大好きですが、そこまでやると本当に文献になるので、そちらはまた次回。
春の色は他に、表に濃紅、裏に紅梅で「梅重(うめがさね)」。
表に紫、裏に淡青で「壺菫(つぼすみれ)」。
ちなみに、この場合の淡青は薄緑色です。
夏の色は、表に紅、裏に紫で「薔薇(そうび)」。
表に檜皮色、裏に青で「蝉の羽(せみのは)」などがあります。
秋の色は、表に淡萌黄、裏に蘇芳で「忍(しのぶ」。
表は白、裏に縹で「花薄(はなすすき)」。
冬の色だと、表に白、裏に紅梅で「雪の下(ゆきのした)」。
表は濃香、裏は二藍で「苔(こけ)」。
四季通年のものだと、表裏とも縹で「花田(はなだ)」。
表は瑠璃色、裏は淡青で「秘色(ひそく)」etc ……
「雪の下」や「梅重」のように由来が分かるようなものもあれば、「忍」のように由来が分かりにくいものまで様々です。
ちなみに、四季通年で使われている縹という色は薄めの青色のこと。
露草色、とも言いますね٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
こうしたかさね色目は平安時代などのものが多いのですが、現在でも着物を仕立てたりするときに参考になるのではないかと思います。
着物の裾からチラッと見える色にこだわるのが粋とも言われていますし(。◕ ∀ ◕。)
洋服でも和服でも、見えないところまでこだわるのが、一歩上のお洒落、というわけですね(灬╹ω╹灬)
さて、相変わらずの長さでございます!つづいて、弊社ブランドの新作をご紹介!
まずはこちらです。京丸型櫛-枝藤紋
桃の木を使った髪に優しい木櫛です。
柘植の櫛なんかは有名ですよね。天然の木を使った櫛は静電気が起きにくい優れものです。
櫛はかんざしとして使用されてきたこともありますが、こちらは髪を梳く用としてどうぞ\(‘ω’ )/
木櫛は椿油を染み込ませるというひと手間を行うと、さらに美しい髪にしてくれますよ(ㆁᴗㆁ✿)
さらに、今回はどちらかというとこちらがメイン!
なんと、弊社ブランドから、浴衣がデビューしました(੭ु ›ω‹ )੭ु⁾⁾♡
どれもとっても可愛いものですが、今回は大人っぽいデザインを一つ*ଘ(੭*ˊᵕˋ)੭*ੈ
孔雀の羽のモチーフを大胆にあしらっています。
高級なポリエステル素材を使用しているので、これから訪れる夏祭りや花火の時期にもサラッと着ていただけます。
孔雀は吉兆を呼ぶ鳥と言われています。その孔雀から寵愛を受けるこの浴衣なら、きっと素敵にあなたを彩ってくれることでしょう。
弊社では着物のOEMも取り扱っております。
ぜひお問合せくださいませ。
OEMお問合せ窓口は 03-5785-3331 になります。
平日の午前10時30分より受け付けておりますので、
御気軽にご相談くださいませ。宜しくお願い致します。
※お電話・メールでの土日・祝日頂いたお問い合わせに
関しましては、翌営業日以降に折り返させていただいております。
予めご了承ください。
それでは、今回はこの辺りで!
ブログを始めてから雑学ばかり増えていくAyaがお送りいたしました。